脱毛器 欠点・ダメなところ

まずはスペック上の長所・短所について。特に△や×が付いているところが自分にとって懸念ポイントでないかどうかを確認してください。

脱毛器	ケノン	ラヴィ	エピナード	トリア	センスエピ
本体価格 (初期コスト)	69,800円(税込)	54,780円(税込)	◆定期コース 初回10,584円(税込) 2回目以降7,560円 (1年縛り) ◆まとめ買いプラン 70,200円(税込)	54,800円(税込)	29,900円(税込)
照射面積の広さ	37mm×25mm	30mm×20mm	30mm×20mm	直径1cm円形	20mm×30mm
チャージ時間	Lv1:約2.5秒 Lv10:約5.0秒	Lv1:約3.0秒 Lv7:約7.5秒	Lv1:約3.0秒 Lv10:約5.0秒	Lv1:約0.6秒 Lv5:約1.5秒	Lv1:約3.0秒 Lv5:約3.5秒
出力レベル	非公開 ※但し利用してみての脱毛効果は高いと感じた	78ジュール ※但し4連射合計での値なので1ショットあたり19.5ジュールとそんなに高くない	23ジュール ※ケノンと同程度の脱毛効果に感じた	20ジュール 単位面積あたりの脱毛効果はトリアが最も強力	20ジュール
ランニングコスト(消耗品)	exラージ：9800円 ラージ:7500円 Lv1：50000発 最大Lv：10000発	4320円 Lv1：20000発 最大Lv：8000発	6480円 1500発	バッテリーが寿命(約2年)になったら約2万円で交換	5400円 750発
ハンドピースの軽さ	120g	180g	210g	584g	240g
ハンドピースの熱対策	ファンが非常に優秀。1時間とか使っても問題なし	長時間使っていると排気ファンから排出される空気が熱くなる	熱対策のため15分で自動停止する仕様。自動停止後3分は電源が入らない	熱の問題はほぼ無い	特別問題なし
静音性	照射するとファンが回るが、基本静か	ケノンと同様にファンの音は多少ある	ケノンよりもちょっとうるさい。でも許容範囲内	静か	結構ファンの音がうるさい
機能	脱毛器 美顔器 眉毛用脱毛器	脱毛器 美顔器	脱毛器 美顔器 クーリング機能付き	脱毛のみ	脱毛のみ
当サイトでの 総合評価	(81点) 本体価格が高いのと、返金保証がない点くらいしか欠点が見つからない。ランニングコストが最もに安く、照射面積も最も広い。	(72点) 性能や機能はケノンを一回りスケールダウンした感じ。その分本体価格が安い。ランニングコストも安い点は高評価。	(69点) エピナードにだけ唯一付いているクーリング機能は便利。欠点としてはランニングコスト（カートリッジの料金）が高いこと。	(44点) 脱毛効果を最重要視するならトリアが最も効果があります。但し、フラッシュ式と比べてかなり痛いです。	(53点) エピナード以上にカートリッジのコスパが悪く、ランニングコストがあまりに掛かりすぎる。
公式サイト	ケノン 公式サイト	LAVIE 公式サイト	エピナード 公式サイト	トリア 公式サイト	センスエピ 公式サイト

トリアは単位面積あたりの出力レベルが高いため、脱毛効果の点では家庭用脱毛器ナンバーワンの実力といってよいです。 ただ、フラッシュ式の脱毛器とは異なり、レーザー脱毛器の痛みはちょっと次元の異なる痛みがあります。

痛みに強い人であれば、1秒おきにガンガン照射していけるので小気味よく脱毛できますが、私は激痛に耐えられなくなりトリアは断念しました。 分かってても怖くて照射できなくなるんです。そのくらい他の脱毛器とはレベルの違う痛みを感じます。

美容のためなら、どんな痛みでも耐えるという気合いの入った方であれば選んでも大丈夫かもしれません。

センスエピは本体が29,900円と安いので、一見お得に見えます。
でも、1個のカートリッジで750ショットしか照射できないというのは他のどの脱毛器よりもランニングコストが高いです。 例えばケノンはLv1で50000ショット、最大レベルでも10000ショットできることを考えると、センスエピの750ショットというのはコスパが悪すぎると言わざるを得ません。

年間10000ショットくらい照射すると仮定すると、ケノンは本体付属のカートリッジで1年間はカートリッジを買い足さなくて済みますが、センスエピの場合には14個のカートリッジが必要になり、1個5400円なので13個買い足すと、70200円も追加で必要になります。本体29,900円と合わせて10万円ほどかかる計算になり、これだとケノンの方が結局1年間トータルでは安く収まります。

脱毛器としての性能は十分なので、カートリッジのコスパが解消されればオススメできる脱毛器になるのですが・・・、良い脱毛器なだけに残念。

エピナードもセンスエピと同様に脱毛カートリッジのコスパが悪いことがデメリットです。
家庭用脱毛器としての性能や機能はケノンに勝るとも劣らない程良いものであるだけに非常に残念なんですよね。

脱毛カートリッジは1個1500ショットなので、年間1万ショット換算で計算すると、1年間に必要なカートリッジ数は7個。1個6,480円(税込)なので、年間45,360円もランニングコストがかかるということになります。

ちなみにケノンの場合、ラージサイズ(30mm×20mm)の脱毛カートリッジ1個が7,000円で最大レベルで10000ショット照射することができます。この差がケノンの方をオススメせざるを得ない理由となっています。

エピナードでランニングコストを抑えるための手段として、「定期コース」という購入プランがあります。これは初月10584円(税込)、2ヶ月目以降月々7560円の支払いにすることで、毎月脱毛カートリッジ1個とジェル1個が送られてくるというものです。定期コースにすると本体＋消耗品各1個が10584円になるので初期コストは大幅に下げられて良いのですが、12ヶ月間の解約しばりが発生するため、12ヶ月分総額93,744円(税込)を12回払いで買っているのと同じです。

ケノンなら69,800円で1年間はカートリッジの買い足しとかも必要ないので、どうしてもランニングコストが高い脱毛器はトータルでは損なのです。これが2年目とかも同様に積み重なり、結構な出費になります。

93,744円(税込)で、
・脱毛器本体
・脱毛用カートリッジ12個 (1500ショット×12＝18000ショット分）
・美顔用カートリッジ1個
・ジェル12個

が手に入ると考えて、「買い」だと思うかどうかがエピナードを選ぶかどうかの検討ポイントになります。

LAVIEについていえば、特に買って後悔するような要素はありません。
価格も税込54,780円と69,800円するケノンと比べると安いですし、カートリッジのランニングコストもケノンに次いで良いです。

ただ、実際使ってみて感じるのは「なんか痛い」ということ。
出力レベルが高いから痛いのであれば納得なのですが、ケノンと比べると照射後に抜けない毛の割合が多かったです。

また、一応連射機能があるのですが、ケノンのように1ショットだと強力、連射モードだと出力レベルを落として刺激を緩和するというタイプではなく、単に重ね打ちするだけの機能なので、ケノンの刺激を抑える目的の連射機能とは根本的に違います。

価格と製品仕様（機能・性能）のバランスが良い脱毛器なので、他の脱毛器と比べなければ十分優秀な脱毛器といえます。

ただ、ケノンと使い比べるとあらゆる点でLAVIEの方が劣っていると実感できるくらいの差はあり、その差がケノンとラヴィの価格差だと思ってよいです。