ニードル脱毛(電気針脱毛)のメリットとデメリット

脱毛器エピローグ

ニードル脱毛(電気針脱毛)のメリットとデメリット

ニードル脱毛というのは電気針を毛穴に刺して、微弱な電流を流すことで毛乳頭(毛母細胞)を破壊することで脱毛する方法です。

十数年前までは脱毛といえばニードル脱毛だったのですが、近年ではレーザー脱毛や光脱毛の普及とともにあまり選択されなくなってきています。

しかしながらニードル脱毛はレーザーや光を当てられない真っ黒に日焼けした肌や黒人に対しても効果を発揮するなどレーザーや光脱毛にはないメリットもあり、今でも存在価値は高いものです。

ニードル脱毛は永久脱毛ができるのもポイントです。レーザー脱毛や美容ライト脱毛(フラッシュ脱毛)はまだ10数年の歴史しかないため、本当に永久に生えてこないかは理論上は確認できても十分な検証期間がないので実証はできません。ニードル脱毛の場合にはアメリカで100年以上の歴史があるため、現状唯一「永久脱毛」が実証されている脱毛方式といえます。

ニードル脱毛のメリット

永久脱毛が保証されている

現状、医療脱毛のレーザー脱毛は永久脱毛できると言われていますが、この場合の「永久脱毛の定義」はAEAによると「脱毛が終了して一ヶ月後の時点での毛の再生率が20%以下である場合」のことをいい、完全にもう永遠に生えてこないことを保証しているわけではないです。

ニードル脱毛でも100%生えてこないことは保証はされていませんが、現状はレーザー脱毛と比べた場合にはニードル脱毛の方が再生率は低い模様で、より永久性が高い脱毛方式といえます。

肌が黒くても施術可能

レーザー脱毛や光脱毛は黒いメラニンに反応する波長の光を使用して、照射時にメラニン色素が光のエネルギーで高熱になることを利用した脱毛方式なので、日焼けした肌やシミがあるお肌、そして黒人には施術できない方式です。

また、レーザーや光は太い毛には大きな効果を得られますが、うぶ毛など細い毛に対しては非常に効果が出にくいため、毛の細い方の脱毛の場合にはニードル脱毛しか確実に脱毛する手段がなかったりします。

ニードル脱毛であればお肌が黒くても、毛が細くても永久脱毛が出来るという点でまだまだ存在価値を失わない脱毛方式といえるでしょう。

その場で毛が抜ける

レーザー脱毛や光脱毛の場合には、施術をした日にすぐに毛が抜けるわけではありません。光をあてて数日から数週間を経て毛がポロっと落ちて気づいたらなくなっていたという感じです。

ニードル脱毛の場合には施術した時点で毛が抜けるので、施術完了時には毛のないピカピカの状態になります。

ニードル脱毛のデメリット

とにかく痛い

現状の脱毛のトレンドがレーザー脱毛や光脱毛になっている大きな理由が、ニードル脱毛に比べてレーザーや光脱毛の方が痛みが少ないからという面があります。

ニードル脱毛は針を刺して電気を流す方式なので、施術する方のテクニックにもよりますが基本的にかなりの痛みを伴う脱毛施術になります。

痛みは個人差があるので「案外大丈夫だった」という方もいれば、「耐えられない」という方もいます。ですが基本的には「かなり痛い」と思って間違いありません。

時間がかかる

広範囲を一気に脱毛できるレーザー脱毛や光脱毛と比べて、ニードル脱毛は1本1本処理していくため時間がかかります。1日の施術で脇も腕も脚もとはなかなかいかないので、脱毛スケジュール的に急いで全身をというのは難しい方式になります。

料金が割高

手間が掛かる脱毛方式なので施術料金も高めに設定されているのが特徴。

ニードル脱毛をするためには

ニードル脱毛が医療行為かどうかについては意見が分かれるところですが、一応「毛根を破壊する行為=医療行為」と厚生労働省が解釈してしまっているため、クリニック以外のエステサロンなどでは明確にうちはニードル脱毛をやってますと言えなくなっています。

とはいえ、言葉を換えたりしながらエステティックTBCやミスパリでは同様の方式の美容針脱毛をやっています。

料金的な面ではエステサロンの方が安いですが、法的にグレーな面もあり警察の捜査が入って営業停止になるというリスクはゼロとはいえません。

そういったリスクを考慮すると、ニードルによる医療脱毛に対応しているクリニックを選ばれるのも一つの手段ではありますが、非常に割高になることは認識しておいたほうがよいです。

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